隠キャはカラオケくんなよ

 課題が多くて憂鬱!友達が少なくて憂鬱ストレス多くて憂鬱!頭もお金も努力も忍耐も足りない毎日です。試験期間なので試験勉強するのが普通なのですが、クズなので無理です。進学希望先は?理物?計数?理情?物工?

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 まあ点取れなかったら、文学部にでも出しますかね、あるいは地獄専攻。ブラックジョーク(つまらない)。

 この世で一番不思議なものって何ですか?量子力学?オカルト現象?統失の発言?なぜ都会のバカどもが街へ繰り出している中で大学生だけが不利益を被っているのか?なぜ私は、Twitterをしていないはずの同級生からも「Twitterの人」と認識されていたのか?

 いいえ、違います。カラオケの料金体系です。

 

「カラオケってみんなで来ると楽しいよね〜」

 そうかそうか、それは大いに結構だ。しかし同意しかねるものもいる。カラオケは部屋数ではなく、人数で値段が変わります。つまり、人数によらず自分の料金は不変です。複数人(n人とする)でカラオケにきた場合、カラオケ機利用時間は一人の時に比べて単純に言って1/n倍になります。ということは値段/時間はn倍になるということです。この成長率はやばいです。娯楽界の藤井聡太。まあだからと言って複数人で行くのは損とは言えません、一人じゃ会話はできないから(真理)。

 簡単に考察してみましょう。例えば利用時間3時間の場合。一人で来た時の楽しさをAとします。これは純粋に歌を歌う楽しさと言えます。(声帯の減衰や孤独感は無視する)。そんなら、n人で来たら歌を歌う楽しみはA/nになります。その代わり、人の歌を聞いたりおしゃべりをする楽しさが追加されるので、これらを纏めてf(n)とでもおきましょう。function(n)だなんて上手いこと言いますね。

 私の目的は総合楽しさF ≡A/n+f(n)の最大化。

 とね、なんかそれっぽく言いましたが、f(n)は個人の価値観と連れの面子に依存しますから、あまり無意味です。ただ、言いたいことは、隠キャはf(n)の増分が少ない!増加するとも限らない!まあぶっちゃけて、n=2,3あたりならf(n)が聞いてくるかもしれませんが、それ以降はA/nの変化の方が大きいので、「割に合わないな」なんて思っちゃうわけです。ちなみに私にとってはf(n)=log(2)nくらいですかね。n=1のときも適応できてエライ。

 さらに「ふーん、じゃあf(n)が大きくなるメンツと行けばいいのね」というのも違うのです!f(n)は人の歌を聞いたりおしゃべりをする楽しさと言いました。しかし、『人の歌を聞く楽しさ』って大したことないですよね。みんなスマホ見てるし。つまりf(n)の主要項はおしゃべりです。

 じゃあカラオケじゃなくていいじゃん!!

というわけです。安い焼肉でも行けや。うーーん、結局カラオケに行く時点で重視すべきは楽しさAなんだから、それが減衰し過ぎないnの範囲が良いんですね。しかもnが大きくなれば確率的に、スナックとかの余分なマイナス項がかかる可能性があります。

 ではなぜ陽キャはカラオケに大人数で行くのか。それは彼らにとってそれがデフォルトだからです。カラオケはそういうところだからです。実は隠キャも複数人で行きます。そういうものだからです。人類はみんな(多分考えないんだろうけど)値段が割に合ってると思っているのです。こんな文章を描いたのは私が隠キャだからじゃありません。

 クズだから!!!!!

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 これを読んでしまった友人がいるなら、言い訳のしようもありません。誘ってもらえて嬉しいです。ただし私には感性が足りない。いい人が多いとクズは辛い。友よ、私を責めないでください。神よ、私を陥れないでください。包み隠さず全ては真実です。

 二人で90分、これがベスト。